秩父競馬場跡地と奥秩父名物・岩魚すし

埼玉県初の近代競馬 開催の地・秩父競馬場の跡地を散策してきました。

上の写真は、貴重な開催の様子。現地に行く前 “埼玉県内図書館横断検索“で調べた結果、国道299近く入間市立図書館に『埼玉県競馬史』(1965年 田辺一夫・編)なる本を見つけ、先に寄っていきました。「現在、秩父競馬場の跡は秩父セメントの大野原工場が、近代的設備で聳えており、その面影は全くない」(128頁)とのことで、ネットで確認してた通り、跡地は大野原にある秩父太平洋セメント(株)の本社・工場でした。うちから車で1時間半かからないくらいで秩父駅周辺に到着、まずは昼飯です。

 

🍜🍛パリー食堂🍛🍜

事前に調べてた秩父名物・パリー食堂。秩父神社の参道にあり、昭和レトロな雰囲気を醸し出す登録有形文化財です。カツカレー 850円にしましたが、味は値段を考えると普通。あと看板娘のお姉さんがかわいかったです。

*エネルギー満タンになったところですぐ大野原に行っても良かったのですが、秩父の古い地図を確認したくて秩父市立図書館へ。郷土資料室も入れてもらったのですが、なにせ開催が 1927年~29年だけ。この期間ピンポイントでの秩父市の地図は見つかりませんでした。後日、見つかったら追記したいです。

 

🐴🐴秩父競馬場 跡地🐴🐴

秩父駅から車で5~10分かな?下が秩父鉄道・武州原谷駅から撮影した競馬場跡地・秩父太平洋セメントの工場です。

93年前にここで競馬が開催してたとはとても思えませんが、最初に載せた当時の写真から推測するに右奥に見えてるのが和銅黒谷の美の山(公園)で、秩父鉄道の線路に沿って縦長のコースだったと思われます。1周600mだったので、かなり小じんまりしてましたね。せっかくなので、秩父鉄道の動画も撮影しました。

「秩父は有史以前から火山噴火物に覆い隠されることなく荒川の清き流れで生長した「関東の母なる国」である。農耕の術も知らない古代人(日本の先住民族)にとって安住の地であり、疑いもなく早くからこの地方は栄えていた。それが中世期において、甲斐、相模を凌ぐ馬産国を形成し、馬と人との密接な慣行を築きあげ、武士の強力な一団の根源地となり、そして埼玉県における「地方競馬」の発祥地になったことは、強ち偶然と思えない」 (前出『埼玉県競馬史』128頁)

そもそも県初の競馬が秩父で?って感じですが、秩父神社は平安時代からあるし、和銅開珎の和銅を採掘してたとか、戦国時代も甲斐・武田や相模・北条を凌ぐ馬産地ってことで、古代~中世にかけて想像できないほど栄えていたんでしょうね。

「秩父競馬が開設された昭和二年(1927年)といえば、日本の資本主義にとって最大のピンチに遭った時で、全国の三十二の銀行が休業、台湾銀行では取付け騒ぎが起きている。競馬関係でも注目すべき年で、ちょうど地方競馬規則」が制定されている。これが制定され時代背景は、各地に株式会社による営利目的の競馬や、一見、法人団体を装っているがない面は営利本位の競馬が、各地でばっこした時代でいわゆる法規的には「もぐり競馬」である・・・いずれにしても、秩父競馬が昭和二年に法規のもとで行われた埼玉県最初の競馬であることはまちがいない」 (前出『埼玉県競馬史』126頁)

本庄や鴻巣にも草競馬はあったらしいですが、県として法規に則った最初の競馬場で、1927年の法整備からして日本初の正式な地方競馬場の可能性も高いですね。それがここ秩父だったというのは、中世にかけて馬産地として栄えていた土壌が成せたのではないかと思います。
しかし石碑とか全くないし、何にも面影がない。今後、もし見つけたら追記したいです。

 

⛰♨️和同開珎と満願の湯♨️⛰

さっと跡地の散策も終え、温泉&夕飯の前に和銅遺跡へ行くことに。土屋太鳳の前、吉高由里子のCMで出てきた場所です。

車は途中までしか入れず、徒歩500m 山道なんですが、上り坂・下り坂でこの距離でもけっこうきつかったです。車に積んでたオルフェとゴールドシップも連れてってましたが、ほんとは置きたかった銭の真ん中の穴、ここには来た人たちのお供え(小銭)がたくさん置いてあって、良心には逆らえず遠慮しました。両隣に配置。

和銅遺跡の後は、宝登山神社(左下)に。ロープウェイもあったけど、雨で曇ってたし値段(往復830円)の割にいい景色が見えないと思って断念。神社でマーメイドSとエプソムCの勝利を祈願し、秩父散策の第二も目的地だった”満願の湯“(右下)へ行きました。渓流沿いの露天風呂、お湯もいいし、仮眠室もあって想像以上に癒されましたね。また来たいと思ったけど、次回はとりあえず星音の湯のつもり。

 

🐟🐟奥秩父名物・岩魚すし🐟🐟

温泉後の夕飯は、奥秩父名物 川魚のイワナを食べに、みな寿司 さんへ。ここ来たかったんですよね。ここの押し寿司が秩父土産になるほど有名な店で、冬の時期は珍味・イワナの親子丼まで食べれます。イワナのイクラって凄いよね。商標まで取ってました。

とりあえず、イワナの押し寿司定食 1,300円。海の魚と違ってしつこさがなくて良いです。大将に聞いたら、荒川の上流で養殖してるんだって。秩父で釣ってる人もいるとか?って聞いたら、天然となるともっと奥、熊の出るエリアまで行かないと今は釣れないって。秩父クマ出るのかぁ、と思いつつ。

続いて 大将 激押しのイワナの握り(生)8貫 2,700円と高いですが、これは、
🐟🐟まい🐟🐟

これは値段以上の価値ありです。1度は絶対食べたほうがいい。見た目から鯛orハマチの味かなと思ったのですが、海の魚では感じない旨味、醤油は不要、ちょっとの塩、もしくは、何も要らないくらい。醤油→塩→何もなしで食べましたが、僕は、川魚のうま味を1番感じられる何もなし派です。これは、このためだけに秩父に来てもいいね。みな寿司さん、おいしい岩魚をありがとう。

日が長くなりましたね。食べ終えて時刻は18時半、まだ外が明るかったので秩父神社と道の駅に寄りました。きゅうり4本で80円は安い。近くて遠い存在だった秩父ですが、今後はちょこちょこ通いたいと思いました。

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