月日は百代の過客にして 行き交ふ年もまた旅人なり
今年もいろいろやったし行ったし出会ったし良い1年でした。来年に向けて振り返ります。
1-2月 山梨県民生活
⛰信玄公と週末婚⛰
年始から2か月、今年で生誕500年を迎える信玄公のお膝元・甲府にて山梨県民生活をしていました。事情はお話できません(県境を跨ぐ移動は控えろとか言うからウインズ石和に通うためにいっそのこと定住した)が、僕の全人生の中でも思い出、中身の濃い2か月となりました。
県境を跨がない範囲で山梨県内を散策させてもらいました。県内の要所要所をしっかり廻れたのは、生誕500年記念 信玄公スタンプラリーのお陰でもあります。
2か月定住してると自然にスタンプラリーコンプリートです:武田神社(躑躅ヶ崎館)、甲斐善光寺、昇仙峡、甲府駅、駅前の甲州夢小路、ワイナリーSADOYA、クリスタルミュージアム、風土記の丘、恵林寺、石和温泉駅、笛吹川フルーツ公園、武田八幡宮、南アルプス市の道の駅、竜王駅、清里駅、富士吉田の道の駅、と16箇所じっくり観光させてもらいました。で、おまけに、信玄公スコップも当選しています(右上)。
加えて、甲府盆地のほうとうの名店はほとんど行ったと思います。そんな2か月間のほんとう散策の中でも、上の写真は1番と思ってる塩山駅前 夢乃家 さん。野菜は全て店主の自家製、ほぼメイドイン山梨。具材が1つ1つ際立っていて、大事に土の中で育った感じが分かります。電車で行かれる方は塩山駅の駅前ですし、車の方も駅ロータリーに無料で停められます。ここは本当におススメ。
武田3代の史跡もほとんど回りました。中でも勝頼の滅亡ルート、織田・徳川に滅ぼされる新府城撤収~天目山・田野で自刃するまでの退却・滅亡の史跡ですね。上はその最後の田野ですが、滅亡後に家康により景徳院が置かれ、墓・生害石・辞世の句と丁重に供養されてました。下は、前も敵、後ろも敵、進退窮まった勝頼が腰かけ最期の時を思案したとされる“大蔵原思案石”、来年は勝頼自刃の歳と同年の 37歳だし、恐れ多くも腰かけさせてもらいました(観光客 腰かけOKになってます)。
甲斐の名門・戦国最強の武田がなぜ滅んだのか?は、僕が人生をかけて研究してきたテーマの1つでもあり、今年はその思考の36年目、思考に思考を重ねて、1つの結論に至ったのではないかと思います。こうゆう時期なので堂々 日記に公開できませんでしたが、来年 折を見て、WINS石和と甲府の見所+武田はなぜ滅んだのか?公開してきたいと思います。
3月 春の阪神&中京
✨金字塔 R1.43.9✨
3月は自粛解除モード・ムードで中京に3週通いました。うち1週は、土曜に阪神で毎日杯、日曜に中京で宮記念の強行軍。毎日杯は昨日 書いた今年のベストレース 20選で 1位にしたくらいですし、記憶に残る名勝負となりました。1.43.9 そう簡単に破られないでしょう。
あと3月の名古屋遠征の思い出。泊まったホテルでボヤになりましたねw 部屋で明日の予想してる最中にホテルの火災報知機が鳴り、財布・スマホと記念馬券だけ持って寝巻きで逃げたなぁ。火はすぐ消えたんですが、館内 しばらく煙たいのが続いてました。命と金の次に大事なもの、それは記念馬券だ!
4月~緊急事態宣言の解除を受け、全国WINSが再開、半端に集めてたウインズ探検隊のスタンプ、本気で集めてみようかモードに切り替わりました。この時期は関東一円が中心でしたが、期限内にコンプリートできるよう、東北・中国・九州と時短攻略法を練ってた時期でもあります。
GW 全国47都道府県制覇
🍀四国88箇所 煩悩旅🍀
続いてGWの話。昨年、最大の目標だった四国周遊→47都道府県 観光制覇、コロナで頓挫したので今年は意地でも行ってきました。
目標の1つとして四国四端 制覇を掲げてました。山道・海岸線と簡単にkmでは表現できないですよ、特に西と東。地図通り西は物凄い遠い、最後は海岸線ぐねぐね。そして車ここまでゾーンからも遠い、上の写真の「四国最西端」の碑に行くまで山道を登り下り30分程?きつかった。東は片側1車線の山道をぐるぐる、対向車が来ると途中まで戻らないと駄目だし冷や冷やです。GW1週間の総運転距離 1,500〜2,000km、次回 また四国来たにしても、四端は間違いなくもうないです。
【四端以外は無難な観光地ぐるぐる回りました】
香川は、ウインズ高松初訪問 スタンプ押印、栗林公園・高松城・屋島古戦場~ウインズが開くまで中西うどんで時間潰しました。琴平・金毘羅山 心臓破りの石段きつかったね、、、琴平でもうどん。丸亀城をさっと散策して丸亀ボートへ。もちろん初訪問。負けたけどw
徳島は、奥深くまで攻めてみた。大歩危小歩危~あめご亭のあめごひらら定食 去年からの狙い撃ち。祖谷のかずら橋は言うほど怖くなかったね~パルス藍住~鳴門ボート・鳴門の大渦はいまいち渦巻いてなかったなぁ、時期かな?そして徳島市は何より鯛の刺身だな(上の写真)。味処あらし ここは徳島に行ったら絶対ここにすべき。早めに行かないと混んでて入りきれないけど。小松島競輪~高知入り。
高知は、室戸岬も4端じゃないけど行っておいた。サテライト安間・岩崎弥太郎記念館~高知桂浜。龍馬像とパチリ。高知競馬場も初訪問 福永洋一記念。これを以て全国地方競馬場 完全制覇。ここも負けたけどw 有名なひろめ市場はコロナ?ナニソレ美味しいの?ってほど賑わってましたね。四万十屋は凄かったなぁ 四万十川の天然鰻 養殖はただのデブだけど、天然は厳しい環境を育ってきただけに筋肉の弾力が違いますよ(下の写真)。
愛媛は、内子座 鯛めしりんすけ 旨かった、サテライト西宇・宇和島城・開明学校~遊子水荷浦の段畑は猫がかわいかったなぁ、松山城・道後温泉本館 入らずに見ただけ。伊予三芳駅の三芳競馬場跡地、湯ノ浦温泉の道の駅でみかん10円安くて旨い、亀老山展望台・今治城・今治でも鯛めし~川之江城~別子銅山は僕好みの近代歴史遺産的な廃墟でした。
四国四端と同時に本四三橋も渡ってます。一気に同時期に渡ったことに意義がある。左から順に、大島の亀老山展望台から望む来島海峡大橋と愛媛、真ん中は与島から望む瀬戸大橋と香川、右は淡路島から望む鳴門海峡大橋と徳島です。ちょっとだけ大渦 見えますかね?橋の下です。
36年 四国を避けていた理由は簡単、空海 嫌いだからね。日本仏教史の捉え方ですが、釈迦~竜樹/世親~天台智顗~最澄 と“正統な”流れからみると明らかに異端者でしょ。行くからには煩悩を積む覚悟で、88箇所 目標にいろいろ回りました。2年間 考え尽くされた緻密な計画だったので、行きたいとこは行ったつもりです。しばらく四国はお腹いっぱい。新・四国88ヵ所 煩悩旅について、こちらも山梨同様 世間の目もあるし公開出来なかったですが、来年のどこかで掲載したいと思います。
5月 オークス&ダービー
👑頂上決戦 ハナ差に泣く👑
GW後~春の5週連続 開幕。NHKマイルC落選、ヴィクトリアマイル落選(→同伴で入れてもらいました)、オークス落選で自宅、ダービー落選でエクセル浜松、安田記念落選(→同伴で入れてもらいました)、と春の抽選 酷かったなぁ。この時期まだキャンセル待ちのコツも掴めず。
オークスは 2,3着 ハナ差 無念。馬券は勝ったけど、ユーバーレーベン&ハギノピリナ の馬連 115,400円 さえ獲れれば今年 プラスだったのに~ 悔やまれる。ユーバーレーベン 1着でGallop 完全制覇も取りこぼすし、今年 1番悔やまれるレースだった。騎手の差か。
ダービーも3,4着 ハナ差に泣いたなぁ。こちらも馬券は勝ったけど、グレートマジシャン 3着なら 21,430円 上乗せ。 サトノレイナス 謎の早仕掛けだったし、グレートマジシャンは枠と距離かなぁ。
全体通して5週連続 5戦4勝1ガミ、安田記念もダノンキングリーナイス!だったし、けっこうプラスにはなりました。毎年そうですが、府中5週連続は勝負どころ。来年も5月が勝負月と思ってます。
ゆけ!ゆけ!ウインズ探検隊
東北 時速107km→御用🚔
6月 安田記念当日 POGドラフト会議。これで一旦 落ち着いたので、翌週の土日は、兄貴と折半で北東北 ウインズ探検隊に繰り出しました。週末パス使って新庄まで新幹線、新庄からレンタカー⇒ウインズ横手⇒ウインズ盛岡⇒ウインズ津軽、弘前市内は北海道旅行の中継点にしたりと割と詳しいので少し外して温湯温泉にしました。ぬるゆ、と読みます。全然 ぬるくなかったけど。渋かったなぁ。大好きです、このこじんまりした温泉街(下)。
翌日は岩手ダービー当日 水沢競馬場も寄ってみました。今年の岩手ダービー馬 リュウノシンゲン、信玄だけど虎でなく龍なんですが、テレトラックつがる版、テレトラック横手版、盛岡競馬場版、水沢競馬場現地版と北東北4場分 GET、ちなみに今後 ウインズ盛岡はJPLACE盛岡になるのでWINS盛岡版は見納めです。カレンモエも4場分 GET。下の通り。
と、これだけ土日でぐるぐる回ったので、よほど運転 飛ばしたと思われるでしょう。僕は安全運転ですよ。免許はゴールドだったんですよ、、、その日まで。
捕まった!107km で捕まった!😱
80km区間だったようです、、、無念。前代未聞だよ高速で107kmで捕まるなんて。せっかく兄貴とレンタカー代&ガソリン代 折半してるのに、何なのこの出費~ 無念。これだけじゃないよ、保険料上がるし。
6月 宝塚記念 遠征
悲劇の新馬戦😱
上半期 最後の戦い・宝塚記念は、“福島のカープファン”氏の同伴に入れてもらい仁川遠征しました。感謝。というのも、宝塚というか、内輪POG 指名馬 3頭出しの新馬戦、そっちが観たかった感じかな。しかし結果はご存知の通り、テーオーコンドルが暴れて大混乱の返し馬。ローマンネイチャー(4着)は馬乗りに乗っかられるし、、、キラーアビリティ(5着)、ダノンフォーナイン(8着)。テーオーコンドル被害者の会 設立ですよ。宝塚記念 ユニコーンライオン狙いでけっこう儲かった分、気分のよい帰路ではあったけど。
タテッシーお疲れ様です。そんな感じで上半期が終了、折り返し。
ゆけ!ゆけ!ウインズ探検隊
🚘九州土日1,000km運転🚘
7月~夏競馬スタートも今年は探検隊モード続く。1週目は4時半起き 始発で成田⇔博多 九州は車移動必須なので再度 兄貴と折半。先に中洲川端のエクセル博多、次いでウインズ佐世保。どちらも2年前に来てます。19年夏ではスタンプラリー自体がやってなかったので。佐世保バーガー お八つに食うには高く付くね。初日は2箇所、終了後 ウインズ佐世保から宮崎市内まで 300km 運転きつかったなぁ。兄貴と交替しつつ。
翌日 ウインズ宮崎は1年ぶり2度目の訪問。前年はコロナでスタンプ押せなかったので。ポニーのプリンと黒豆に再会して、久しぶり!と挨拶して、熊本のウインズ八代へ。
八代 初訪問!海!空!青!空と君との間には 今日はウインズ八代があった。海むっちゃ目の前、津波きたら沈む立地だなぁ。開放感が凄い。これを以て、九州エリアコンプリート。ここはまた来たいね〜
八代から博多までレンタカーで戻って、帰りの飛行機は成田着後、最終のスカイライナーまで猛ダッシュ。終電で帰宅して、翌日 普通に出社。もう流石に座ってるだけw
ゆけ!ゆけ!ウインズ探検隊
🚃中国 無限馬列車編🚃
中国地方へはオリンピック開幕週で連休だったタイミングで行きました。同時に青春18切符 解禁だったので今回は鈍行列車、今回ばかりは兄貴と別行動でしたが、結局 ほとんど同じ行程だったかなと思います。3箇所 全て同じ時間帯でしたし。東京から山口まで鈍行で行きましたよ〜
で、兄貴と違ったのは、上の地図で言うと青い部分ですね。せっかくの連休、せっかくの中国地方、これまで行ったことなかった石見銀山、萩、長門に行ってみました。石見銀山はピンポイントでレンタカー、洞窟内 冷えましたね〜 萩はレンタサイクルで松下村塾ほかグルグル回り、長門では夕飯。イカの活き造り美味かったなぁ。活き造りというか、踊り食いか。口の中でも動いてました。
ウインズ小郡は初訪問。宿は湯田温泉。中原中也記念館には来たことありましたが、温泉自体は入ったことがなかったので。翌朝 ウインズには直通バスのない中、酷暑の山口 心臓破りの坂を登って行きました、、、ここは電車は不便だわ。ウインズ広島は2度目の訪問。過去に広島市内は散策してるので、さっとスタンプ押して尾道に移動。千光寺公園の散策→夕飯は牡蠣。隣の席のマダムが森中蕃さんの知人で盛り上がりましたね。
ラストのウインズ米子は初訪問、米子駅からバス出てるのでこれを使わない手はない。米子自体は観光で来たことあっても境港まではなかったので、せっかくなので水木しげるロード歩いてみてました。駅前の回転寿司 大漁丸はめちゃ旨でしたよ。
ゆけ!ゆけ!ウインズ探検隊
✈️釧路弾丸 3場制覇✈️
昨年 既に帯広・釧路 ぐるぐるしてましたが、ウインズ探検隊のスタンプが休止ってことで、仕方なしに2年連続 釧路訪問です。釧路空港からバス、和商市場行って、昨年同様 激安のお食事つるやで昼飯、トロッコ列車ノロッコに乗り、東釧路駅から徒歩でのウインズ釧路です。せっかくなので、ウインズ釧路の他、AIBA釧路、ハロンズ釧路も訪問、下がその釧路3場 コンプリートのゴルトベルクです。
釧路と言えば夏でも涼しいで有名ですが、今年は暑かったなぁ。ふだん冷房要らずの町。イオンの床屋に行ったけど、散髪してくれたおばちゃんがこんな夏 初めてって。まじか、グレタか、温暖化きたか。夕飯は、行ってみたかった回転寿司 まつりや。さすが釧路 味噌汁にカニ1杯 入ってました。
釧路1箇所のためにLCC往復、コスパ悪い、しかしコンプリートのためには避けて通れませんでしたね。
盆休・紀伊半島ぐるり
🐳鯨・九絵・鶏魚🐳
お盆休み(平日)は、紀伊半島をぐるぐる回りました。47都道府県 観光制覇と言っても、和歌山は熊野古道 歩いてないし、三重は伊勢志摩 行ったことなかったんですよ。それで和歌山、三重に行った気になるなよと。今年のお盆休み10連休でしたが、大阪難波拠点に日帰りを繰り返しました。ホテルリンクスなんば。9泊で13,500円 1泊1,500円。むちゃくちゃ安かったわ。部屋 綺麗だし、アメニティ充実してる。フロントに閉じ込められて朝までソファで寝るという事件も起きましたが、それを勘案しても素晴らしい宿だった。
和歌山は、白浜~串本~太地町~那智の滝~新宮・熊野本宮。白浜では南方熊楠記念館 行くために下車。ついでにとれとれ市場で飯だったんですが、地元のクエの活き造り(右上)は絶品でした。食感はフグのコリコリ感。1日数皿しか出してないようでそこそこ値は張りますが、独身貴族の僕が頼まないで誰が頼むの?くらいに即決。串本はトルコの難破船を助けた地として有名ですね、おはぎちゃんと大福ちゃんのいた中華料理屋が懐かしい。クジラの町・太地町で鯨肉定食をいただき、那智大社、熊野新宮、熊野本宮へ車でぐるぐる。これで十分 和歌山は語れるかと。
三重は松坂~伊勢~志摩。松坂では行きたかった回転焼肉(左下)、松坂牛1皿 1,500円とか、そこまで払って食べたくないかなぁ。普通のカルビとかばかりでした。賢島のイサキの御造り定食(右下)が、その松坂牛1皿くらいの値段で、僕はこっち派です。ぷりぷりでむちゃ旨でした。伊勢神宮は雨だったので、今度は改めて晴れた日に行きたいね。
お盆休み(前後土日)は、ウインズ探検隊 関西編です。梅田・難波・道頓堀3箇所~神戸~姫路、姫路は姫路駅からレンタサイクルで30分。姫路城を拝みつつ。りんくうタウンは初訪問、南海の特急ラピード 乗りたかったなぁ、けど青春18だし関空快速にしました。~京都・名古屋で関西エリアはコンプリートです。
ゆけ!ゆけ!ウインズ探検隊
WINS探検隊 全国制覇🎊
そして、ついに、無事に、ウインズ探検隊、8/22 札幌記念当日の札幌で 42箇所目 グランドフィナーレです。本当に何が起きるか分からない、コロナでいきなり閉鎖の可能性もあるし、飛行機が飛ばないとか、最後まで油断できなかったですが、ホッと一安心です。感動の最後のスタンプ押印の瞬間、下の通り動画に残していました。このコンプリートを以て、ウインズ探検モードから競馬場モードに方向転換です。今年の折り返し地点だったと思います。
8月新潟 & 9月中京
イクイノックス 新馬戦
8月 ウインズ探検隊コンプリート後、解き放たれたように最後の2週は新潟に行ってきました。その2週、運良く中身の濃いレースが観れましたね。イクイノックス、ソネットフレーズ、キャンデセントの新馬戦、セリフォスの新潟2歳S。特にイクイノックス、現時点では来年のダービー最有力候補、キタサンブラック産駒 恐るべしです。
9月 秋競馬開幕。中山以外では、野路菊Sと神戸新聞杯の土日に中京遠征してきました。どっちかと言うと前者が目的。キタサンも然り、しかしシルバーステート産駒 ロンも恐るべし。そしてレコード勝ち。今年の中京は名古屋でボヤに合った以外は、市内の櫃まぶし散策とか良い思い出が多かったですね。
秋の阪神遠征
悲劇 アカイイト💦
秋・冬の仁川遠征はいい思い出なかったなぁ。デイリー杯&エリ女の週は、大坂 秋の陣と銘打って意気揚々と西上も、アカイイト激走は目の前で見ながらポカーンとしていました。ここでアカイイトw というか、年1くらいのG1ドボンがここだったか。嗅覚がなかったわ。甘かった。宝塚記念の新馬戦 3頭玉砕もそうだし、今年の仁川は散々だなぁ。
阪神JF はナミュールとほぼ心中で、出遅れ4着。しかしあのロスがあって、よく内から4着まで来たよ。来年の主役の1頭になるでしょうk。朝日杯も、2,3,4着で決まれ大金持ちだったのに、豊さんの夢に砕かれたなぁ。豊さんの朝日杯V 目の前で見れたのは良かったけど。来年の仁川はもっといい思い出 作りたい。
阪神遠征の収穫。お盆休み中は行ったら店休で駄目だった“寿司屋まつい”、連日 通えたのは収穫です。阪神 行く度にまついにしたので軽く常連ですよ。天満本店ではなく、梅田店だけどね。これが旨くて安いんだ。来年も贔屓にさせてもらいますよ。
12月 2歳G1 3連戦
Gallop-POG 完全制覇
今年もあっという間にこの季節に。夏のギャロップ 1次募集は歴史的大敗、2次募集で必死の建て直しも功を奏して、阪神JF、朝日杯は有力馬 ほぼ指名済み、無事に連勝できました。ただ、朝日杯に指名馬 集まり過ぎた分、ホープフルはキラーアビリティ、ジャスティンパレスのみ、結果的にこの2頭のワンツーで救われました。あとは来年、悲願の完全制覇を達成するだけです。そうそう、年末にはオジュウチョウサンの中山大障害 生観戦できました。有馬は落選だし、ホープフルは仕事だったんですが、それよりこっちで良かったと思います。私含め、全国の多くのオジサンに勇気を与えたと思います。
そんな具合に1年終わり。いまいち馬券は弾けずに終わった下半期ですが、ウインズ探検隊 全国制覇とGallop POG 3連勝は収穫だったな。来年につながった。
今年の一枚
『新府城から望む富士』
最後に恒例 今年の1枚。なんだかんだで2021年、最初の山梨県民生活 2か月が1番印象的でした。
歴史好きの方にはこの哀愁 伝わるのではないでしょうか?ここ新府城は、長篠の大敗後、織田徳川の甲府盆地への侵攻に備えるため、長野方面から甲府の玄関口に築城された、築城途中だった城です。北条は要塞・小田原城のお陰で攻め込まれないとか誰かしら重臣の進言があったんでしょうが、元々“人は城”の仁義の集団。甲府の本社を護る目的で、子会社、織田との最前線・侵攻口にあたる木曽福島は手薄に、更に木曽から金銀・木材・労働力を支援させ、結果 木曽の裏切り、連鎖して穴山が裏切り、朝廷から逆賊扱いで武田は万事窮すです。織田の侵攻後、長野方面ではまともな抵抗すらできず撤退に次ぐ撤退、完成前の新府城は捨てられ、勝頼は大月方面に落ち延びることとなります。この新府を焼き払って撤退する際、ここから富士を望んで、この城こそが武田家滅亡の原因となってることを悔いたのではないかと思います。
『おぼろなる月もほのかに雲かすみ はれてゆくえの西の山の端』
武田勝頼 37歳 辞世の句。一族郎党 道連れで自刃の決断せざるを得ない極限の状況で残した句です。来年は自分も37なので考えさせられました。武田家三代 京の都を目指し、信玄の最盛期・晩年期には足利将軍より織田打倒の盟主を買うまでに至っており、勝頼も最期まで西への想いは捨てきれなかったのかと思います。
中世封建社会と近代市民社会の間に、王権と市民社会の力関係が均衡し、かつ、両者が結託して絶大な権力を持った時代を“近世”と位置付けるなら、この時代の絶対君主 信長(≒ルイ14世)に旧態依然の毛利や武田が包囲網を組み抵抗したところで、大局的な状況は打開できなかったのかもしれません。武田が2万兵で挑めば畿内から3万5千が投入され、3万で挑めば5万で迎え撃つ経済力があった。時流が読めてなかったと後世の人間は易々言えてしまいますが、上杉や毛利のように織豊絶対王政に従属した領主もある中、必死に時代に抗った武田勝頼、ここに最期に望んだ富士があると思うと、写真を撮らずにはいられなかったです。当時の勝頼の判断が誤りであれ、こうして自分は彼らから生きる糧を得られており、深い思慮をする機会を与えられており、甲府の武田三代には改めて感謝をして、2022年を迎えたいと思います。
1年間ありがとうございました。それでは皆様、良いお年をお迎えください。
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